1990年(平成2年)3月に日立製作所で完成したEF200の試作機。機関車では最強となる 6,000 kW の出力で 1,600 t 牽引を可能とし、VVVFインバータ制御など新機軸も多数盛り込まれた。新鶴見機関区に配置された試作機901号機によってさまざまな試験を行い、1992(平成4)年から量産を開始した。しかし、変電所の問題から1,600t牽引は実施されず製作は21輌で打ち切られ、出力を制限して運用、持てる力を出し切らないまま使用された。901号機は2015(平成27)年に東海道本線で貨物列車牽引中に故障を起こし、吹田機関区に留置され、2016(平成28)3月31日付けで廃車となった。現在は日立製作所水戸事業所に静態保存されている。
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DD51 852 ・ DD51 759
前部のDD51 852は1972年7月厚狭機関区に新製配備、2010月3月門司機関区所属となる。2012年3月愛知機関区に転属した。紀勢貨物最終列車を牽引するなど注目を集めたが2015年3月に運用離脱、2016年5月10日廃車解体された。後部のDD51 759は1972年2月熊本機関区に新製配備、1981年東新潟機関区に転属し旋回窓に改造された。2010年7月吹田機関区に転属、運転席側のみワイパー窓に復元され城東貨物線で活躍した。しかし2011年3月に城東貨物線牽引機は電気機関車化、DD51 759は保留車となり2012年3月に廃車された。写真は2011年4月、東日本大震災で寸断された東北本線に換わり磐越西線経由で運転された石油輸送貨物である。 '114.10 磐越西線 中山宿−上戸 P:楢井勝行
1974年12月佐倉機関区に新製配備、後に愛知機関区に転属となる。2002年12月A更新工事、そして廃車は2016年3月である。写真は2089レ紀勢貨物を牽引するDD51 893号機、大内山駅で特急南紀2号と交換した後、唸りを上げて通称「大内山大カーブ」を登って行った。 '11.11.30 紀勢本線 大内山--梅ヶ谷 P:楢井勝行
ED79 50 番代の機関車は津軽海峡線の貨物列車増発に対応するため、1989年に10輌(51〜60)新設され五稜郭機関区へ配置された。既に運用中の0・100番代(ED75 700番代改造機)とは外観色が異なりブルー+白色であった。2016年3月26日の北海道新幹線開業に伴う、青函トンネル昇圧にて全機廃止となった。 '89.8.12 ED79 51 稲沢 P:長岡行夫
ED79は津軽海峡線の専用機関車で、青函トンネル内の連続勾配・多湿、青函用ATCといったこの区間特有の条件に対応した様々な機能が付加されている。本機は、ED75 700番代から本務機用の0番代21輌と補機用の100番代13輌の計34輌が改造された。他にJR貨物が貨物列車の増発用に50番代10輌を新製している。ED79 1は、ED75 765として1975年9月三菱電機で製造され秋田へ配置され奥羽本線・羽越線で活躍した後、1986年9月国鉄土崎工場で改造され誕生した。海峡線で客貨両用で使用され、2009年3月に廃車された。 '90.10.15 函館 P:佐々木裕治
ED79 108(100番代)
ED79 100は、青函トンネルを走行する津軽海峡線の専用機関車で、貨物列車はED790番代+100番代の重連で運転されていた。100番代は最小限の改造とした補機専用機で、常に函館方に連結されていた。ED79 108は、ED75 724として1975年9月東芝で製造され、1987年2月国鉄苗穂工場で改造された。海峡線の貨物列車で使用された後、EH500の増備により2009年3月に廃車された。100番代では最後まで残った中の1輌である。 '05.7.17 江差線 矢不来-上磯 P:佐々木裕治
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