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作業用長尺台車802

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帝國車輛工業の分岐器工場で使われていた作業用長尺台車802。この頃の帝國車輛工業は電車やディーゼルカーと並んで分岐器も主力商品でした。レールを加工する工場で使われていたチキと同じ構造のとても長いフラットカーです。流石にレールをたくさん積み込むためでしょうか、頑丈そうな魚腹形台枠が見えます。 '66.5.7 帝國車輛工業分岐器工場 P:坂内定比古

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国鉄から払い下げを受けた木製除雪車キ1形を夕張鉄道が鋼体化したもので、鋼体化にあたってハーフトラックのように後部を無蓋化してしまったのが最大の特徴。車輌竣功図表によれば種車は苗穂工場1926(大正15)年の製造。自重19.5t、最大寸法(長×幅×高)=11252×2383×3600mm。夕張鉄道廃止後、同じ北炭系の真谷地専用鉄道に転じたが、ほとんど活躍の機会もないまま同線も廃止。在籍期間が短かっただけに、北炭の社紋を付けた真谷地時代の写真は貴重である。'84.9 真谷地 P:滝沢信久

2016年3月

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