鉄道ホビダス

2014年3月アーカイブ

DE15 2563

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DE15はDE10形をベースに、除雪時に機関車本体の前後にラッセルヘッドを連結する除雪用機関車で、昭和42年から56年までに85輌が製造された。DE15 2563は、昭和50年11月単線形単頭式のDE15 1513として日本車両で製造され、旭川機関区に配置された。その後、昭和52年長野工場で単線型両頭式に改造され、DE152563に改番され道北地区で活躍し平成11年3月廃車された。 '87.2.14 留萌本線 峠下 P:佐々木裕治

EF59 11

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1932(昭和7)年製造のEF53 2。国府津区・沼津区・静岡区・浜松区などに所属し戦前から戦後にかけて東海道本線で活躍。1954(昭和29)年に高崎二区に転属、一時、東京区配置となるも高崎線を中心に使用された。1964(昭和39)年、瀬野八越えの補機用に改造、EF59 11となって瀬野機関区に配属、以後、西の函嶺のシェルパとして活躍する。1985(昭和60)年廃車。現在は碓氷峠鉄道文化むらでEF53 2のナンバープレートを付け保存されている。写真はEF66 2牽引の高速貨5050レの第一補機を務めるシーン。第二補機のEF59 8はもとEF53 7である。 '78.3.15 山陽本線 瀬野-八本松 P:山下修司

EF60 123

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1964(昭和39)年9月製造。新製配置は米原機関区。稲沢第二を経て1968(昭和43)年10月より岡山機関区に配置。1984(昭和59)年に高崎第二機関区に転属、1987(昭和62)年3月廃車、栃木・足利市足利駅前に保存されている。 '1975.2.5 瀬野-八本松 P:冨田賢一

キハ38 1002

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元キハ35 201の改造車として1986年5月に製造された。車体は新製、エンジンはDMF13HSを搭載、AU34冷房装置を装備、ただし台車・変速機などは種車のものを流用している。高崎運転所に配備され八高線で運用された。96年3月キハ110系に置き換えられ幕張電車区木更津支区転属、久留里線で活躍した。2012年12月、キハE130 100番代に置き換えられて廃車となりミャンマーへ譲渡された。写真はEF65 1106に牽引され東北本線を北に向かうキハ38-1002、郡山総合車両センターへ検査入場するためと思われる。 '11.12.28 岡本-宝積寺 P:楢井勝行

485系 かもしか編成

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1997年3月秋田新幹線開業により余剰となった「たざわ」用編成を短編成化・専用色化し、新たに秋田〜青森の「かもしか」に充当した。秋田向き クロハ481-1002 モハ484-1079+クモハ485-1006、クロハ481-1003 モハ484-1023+クモハ485-1008、クロハ481-1007 モハ484-1080+クモハ485-1005 青森向き から成る3輌編成3本である。東北新幹線新青森開業の2010年12月まで「かもしか」で活躍した。その後しばらくは臨時列車等で運用されたが2011年10月廃車となった。写真は青森駅に停車するクロハ481-1003、この列車の指定席車に青森から秋田まで乗車した。シートピッチが狭く足元も窮屈なストッパー付きR51BN改シートの座り心地は悪く、2時間半の乗車時間は苦行であった。 '08.11.23 奥羽本線 青森 P:楢井勝行

205系 H03編成

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1988年9月〜1989年2月、205系7連H01〜H25編成が蒲田電車区に新製配備され横浜線の103系を置換えた。1994年12月6扉車サハ204形100番代を組込み8連化された。1996年12月、鎌倉車両センターに転属、その後他線区からH26〜H28編成が転入した。2014年2月16日から投入された横浜線用E233系6000番代により置換えが開始、まずH26編成がサハを減車し南武線に転出した。2014年2月下旬、東神奈川寄り クハ204-63 サハ204-103 モハ204-186+モハ205-186 サハ205-123 モハ204-185+モハ205-185 クハ205-63 八王子寄り から成るH03編成が長野総合車両センターに送られ、編成単位の廃車一本目となった。 '14.1.19 横浜線 東神奈川 P:楢井勝行

485系 T11編成

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新潟向き クハ481-1029 モハ485-1061+モハ484-1061 モハ485-1085+モハ484-1085 クロハ481-1009 金沢/秋田向きから成る、新潟車両センター所属の特急用車輌である。クロハ481-1009は元クハ481-1014である。南秋田運転所より1996年3月に Tc1029 Tsc1009 MM'1085、1997年3月に MM'1061 が上沼垂運転区に転入、白い車体(通称上沼垂色)となり「北越」「いなほ」で活躍してきた。2013年9月、常磐線より転じたE653系1000番代が「いなほ」で運用されることになり、余剰となった485系T11編成は2013年10月秋田総合車両センターに廃車回送されその姿を消した。 '09.1.15 信越本線 直江津 P:楢井勝行

DD51 795

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側面に白いラインのない異色機。1972年10月、日立製作所水戸工場で落成新製配置は岡山機関区。1980年に亀山区に転属、87年2月に廃車となった。 '76.3 新見機関区 P:清原正明

107系 N3編成

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107系 N3編成は、1988年に大井工場にて落成。小山車両センターに配属される。主に、日光線や東北本線で活躍した。2009年にはレトロ塗装に変更される。しかし、2013年に205系600番代がデビュー。同年3月16日のダイヤ改正で日光線の電車はすべて205系600番代になることが決まり、改正前日の3月15日に運用離脱。2013年6月に長野へ廃車回送された。 '12.4.5 日光線 下野大沢 P:植木雅斗

スハフ12-102

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12系客車の電源装置付き緩急車として1971年新製、青森運転所に配備され客車急行や波動輸送に使用された。1999年4月からは、新潟車輌センターに移りC57-180牽引の「SLばんえつ物語」新潟寄り先頭車として活躍する。2013年4月、展望室付き車体を新製、足回りと電源機器を流用しスロフ12-102に格上げ改造された。 '07.12.23 磐越西線 会津若松 P:楢井勝行

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国鉄165系電車を改造し1987年10月にデビューしたジョイフルトレインPER(パノラマエクスプレスアルプス)、富士急行に譲渡され大胆な塗装に変更、2002年2月からフジサン特急(2001号編成と2002号編成)として活躍する。大月寄りが展望車の2002号編成は クロ2002(元クロ165-4・改造前クハ165-148)+モロ2102(元モロ164-804・改造前モハ164-846)+クモロ2202(元クモロ165-4・改造クモハ165-123) から成る。2014年夏登場予定の元小田急20000形改造車に置き換えられることとなり2014年2月に引退した。尚、2013年11月末よりRER塗装に復元されファンを喜ばせてくれた。 '08.3.29 富士急行 大月 P:楢井勝行

183系OM101編成

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183系OM101編成は、特急「とき」などに使用されたのち、首都圏の波動輸送用として大宮総合車両センターに所属。臨時特急や臨時列車、団体専用列車などに活躍したが、2014年1月20日に長野総合車両センターに回送され廃車となった。今後は、群馬県伊勢崎市内の公園に展示されることになっている。 '13.1.19 渋谷 P:須永一暉

651系 K203編成

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1989年3月より「スーパーひたち」で活躍を始めた651系。旧態依然とした485系に対し、優雅な姿・最高速度130km/h・シートピッチ970mmを誇り大幅な性能・サービス向上を成した。1997年10月に登場した「フレッシュひたち」E653系がシートピッチ910mmであったため、651系の人気はさらに高まった。2002年12月からは「フレッシュひたち」でも運用された。2013年3月に651系・E653系はE657系に置換えられたが、651系は2013年10月から期間限定で「フレッシュひたち」一往復に復帰、そして2014年3月からは651系1000番代に改造され高崎線特急に転用されことになった。しかし 仙台寄り クハ651-103 モハ651-8+モハ650-8 クハ651-8 上野寄り から成るモノクラス4輌附属のK203編成は2013年9月に651系初の廃車となっている。 '11.2.6  常磐線 土浦-神立 P:楢井勝行

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