鉄道ホビダス

2008年6月19日アーカイブ

名古屋鉄道 5500系

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1959〜60年に30輌が登場。戦後の国内初、特別料金を採らない一般運用列車に冷房装置を搭載、いわば通勤用冷房車輌の先駆的存在。全体的には'57年登場5200形に準じるが側窓が二段式に。2・4輌両編成があり、冷房器は旧国鉄AU12形似の東芝製分散式を7〜8台/車(4500kcal/h)搭載。床下に冷房用大型MG搭載から制御器は東芝製(MCM型)小型パッケージ式を採用、このシステムは以後の7000系パノラマカーにも引継れる。車内は全転換式クロス(後、戸袋部ロング化)、台車は金属バネ式ながらウイングバネ式FS326を採用。登場時はクリーム+マルーン、以後ライトパープル、ストロークリーム+赤帯、スカーレット+白帯を経てスカーレット一色に。以後本線の急行系運用中心に45年余活躍するも'00年東海豪雨による水没車を皮切りに廃車が始まり、'05年1月ダイヤ改正までに運用離脱、引退。 '88.8.18 名古屋本線 名電長沢─名電赤坂 P:梶村昭仁

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