鉄道ホビダス

2013年10月28日アーカイブ

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京成が主に砂利散布工事用として製造した電動貨車(モニ20形)と貨車(トキ20形)。モニ20形は旧車の走り装置・電装品を利用して1974年に大栄車輌で2輌製造した(現車には「大栄車輌・昭和49年」の楕円銘板と「京成電鉄・昭和48年」のペンキ書きが並んでいた)両運転台の電動貨車で、モニ21は成田側、モニ22は上野側運転台を大きくして作業員用控え室を設置、仕切り板を立てて貨物側に通路を設け、作業員が出入りできるようになっていた。トキ20形は国鉄トキ25000形の主要寸法をそのまま使っているが、モニ20とともに重量の大きい砂利用に妻板・側面アオリ戸ともに低くされていたので印象は大きく異なる。成田側からモニ21 + トキ21 + トキ22 +モニ22の4輌編成を組んでいたが日中はほとんど写真のように高砂検車区奥の砂利基地で休んでおり、鉄格子戸の隙間から見ることができた。吊り掛駆動の下回りや電装品の老朽化により2007年3月の運用を最後に廃車。  '06.9.30 高砂検車区 P:小西和之

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