1988年4月に第三セクターの松浦鉄道 西九州線が開業する際に、新潟鉄工所(現・新潟トランシス)により前面貫通形のMR-100形が11両、前面非貫通形のMR-200形は5輌が製造された。両形式とも16m級のセミクロスシート車で基本構造は同一である。開業以来、有田-佐世保間の全線で運用されてきたが、製造から長期間が経過し老朽化が進んだことから新形式のMR-600形に順次置き換えられ、MR-200形は2007年中に運用が終了。MR-100形についても111、125、126の3両が2012年3月25日にラストラン・イベントを行い運用が終了した。 '89年 松浦鉄道西九州線 たびら平戸口 P:田井 直