鉄道ホビダス

2010年10月20日アーカイブ

近鉄 モト154

1962_03_07.jpg
モト150形は奈良線の前身である大軌が1921年から22年にかけて5輌製造した無蓋電動貨車で、番号は何度も変遷している。全長11m余の小型車、台車幅と車体幅がほとんど同じで、荷台に突き出た塔の上に載せたパンタが大きな特徴である。パンタ高さの比からわかるように運転台は極端に低くて狭く、もちろん座る広さはないが立って運転するにも狭かっただろう。砂利を積んで西大寺駅に停車中の姿で、当時は西大寺駅にもこのような枕木積みの貨物ホームがあった。50年以上にわたって地味な仕業を続け、1500Vへの昇圧にともない1974年に廃車された。 '62.3.7 西大寺 P:小西和之

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