鉄道ホビダス

2010年4月 6日アーカイブ

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「1円電車」として有名だった三菱金属鉱業・明延鉱業所専用鉄道(762mm軌間)の有蓋車(中央)。この線は両駅前後のわずかな区間を除けばほとんどがトンネルで、駅は両端の神子畑、明延だけ、両駅とも北に山を背負い南に開けた配置で客の乗降も荷物の積下ろしも南側だけで行なっていた。この使用条件から南側だけに扉をもち、屋根はなんと南に高く北に低い片流れで左右非対称という、前代未聞の有蓋車が存在した。バックの建物がかぶって屋根の形状が多少わかりにくいが、鉱車の台枠に民家の庭先にあるような木製の倉庫を乗せたような、いかにも鉱山鉄道らしい車輌である。 '70.10.25 三菱鉱業明延鉱山専用鉄道 神子畑 P:小西和之

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