鉄道ホビダス

2008年12月19日アーカイブ

モハ112-224

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113系直流近郊型の中間電動車。モハ112形は主に高圧補助機器(MG・CP等)を搭載するため、非冷房車床下はスッキリ感。この車輌'68年12月、大阪東急車輛(=旧帝国車輛)製。昭和43年度本予算製造車両(-218〜-232)の1両で新製配置は大船区。前年度からの改良として、関ヶ原地区を始めとした降積雪区間へ運用拡大に伴い、屋根上通風器を従来の煙突式に替え、115系で御馴染の押込式に。M'車には6個(M車=7個)並ぶ。性能上は大きな変化はないが、上述の運用区間拡大により、主電動機が絶縁・機密性向上型MT54Bに、当該製造車から測重弁式応荷重装置の取付準備対応用で主制御器がCS12Fに。また客室内のSUS無塗装化(側引扉のSUS化)等、目に付く改良も多かった。なおこの年度を以て、暫く地上線向け車輌製造が一時中断となり、原型0番代最終ロットとなった。-224は'75年以降幕張、津田沼(後に幕張)と房総各線運用に転属し長らくスカ色のまま活躍。'94年5月廃車。 '87.5.20 総武本線 千葉 P:梶村昭仁

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