鉄道ホビダス

2007年8月28日アーカイブ

南海電鉄 サハ4801

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私鉄客車のカテゴリーとしては、戦後もっとも華やかな活躍をしたのが南海のサハ4801であろう。何しろ紀勢本線の新宮まで直通、南海本線内は、おもに2001系電車に牽引され、大阪難波・和歌山市間を57分30秒と言う特急ダイヤ(評定速度67km/hあまり)で走破したことは語り草となっている。昭和27年製造、昇圧を控えた昭和47年に南紀直通客車の運転廃止まで活躍した。製造当初は国鉄のスハ43を模範としたが、シートをはじめ外装に到るまで、スハ43をはるかに上回るデラックスな客車だった。なお、南海では戦前から国鉄客車を借用しての南紀直通列車を運転していた実績がある。 '66.8 南海本線高石町(当時)─北助松 P:永野晴樹

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