鉄道ホビダス

大阪市電3001形

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大阪市電の誇る高加速、高減速の高性能車試作の3000を基にして1956年から50輌が製造された。非常制動には軌道圧着ブレーキも備え、3001〜3030までが霞町、3031から3050までが都島車庫にに配属、性能のみならず当時日本では最も優れた乗り心地を誇った。大阪市電の最重要系統に活躍し、大阪市電の最後まで用いられた。高性能を誇る3000系も道路渋滞には勝てず、市電廃止後も特殊な車輌だけに一部が連節改造され鹿児島市電に身売りしたほかは、保守の都合で他には身売りできず廃車となった。大阪では50輌というまとまった数があったのでそれなりに保守が出来たのである。なお同形態で、旧型機器を用いた2600形は今なお一部が広島電鉄に残存しているはずである。現在LRTなどが話題となっているが、市電を廃止せずに残して置けばよかったのに…と思うファンは多数いるはず。 '67.3 堺筋 日本橋三丁目 P:永野晴樹

2007年2月   

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