【最先端の設備が！】「AI案内所」「顔認証改札機」のある大阪駅うめきた地下口とは？

石田圭一（大阪府）

2023年3月18日に開業した大阪駅うめきた地下口には「AI案内所」や「顔認証改札機」が設けられた。

「AI案内所」は券売機に並んで設置されている。隣の「みどりの券売機プラス ＋AI」もAI対応である。

改札内から見た「顔認証改札機」。ICカードリーダーが併設されているので、未登録でも通行出来る。

‘23.5.9　東海道本線 大阪（3点共）

新大阪駅（東口）の「顔認証改札機」は、通常のゲート式改札機にカメラなどの顔認証機能を搭載して顔認証専用改札として使用。

‘23.5.9　東海道本線 新大阪

大阪メトロ淀屋橋駅の「顔認証改札機」は職員専用である。

‘23.5.9　Osaka Metro御堂筋線 淀屋橋

　既に報道などで御存知の方も多いと思うが、2023年3月18日のダイヤ改正で開業した大阪駅のうめきた地下口には「AI案内所」「顔認証改札機」が設けられるなど『JR WEST LABO』の中心としても注目されている。改札口横の「自動きっぷうりば」には、券売機に並んで「AI案内所」が設置されており、隣の「みどりの券売機プラス ＋AI」もAI対応である。

　気になる「顔認証改札機」であるが、うめきた地下口の「顔認証改札機」にはICカードリーダーが併設されているので、未登録でもICカードで通行が出来る。対になる新大阪駅の「顔認証改札機」は、通常のゲート式改札機にカメラなどの顔認証機能を搭載しているが、ICカードリーダーは設けられていないので、事前登録が無ければ通行は出来ない。

　また、『顔認証により改札内へ入場した場合、顔認証により改札外へ出場する必要がある。「顔認証と IC カードによる通行の併用はできません」となっているので、注意が必要である。

　なお、「顔認証改札機」は大阪メトロでも2019年から一部の駅で実証実験を実施しており、2022年12月1日～2023年2月17日の間は長居駅で車いすを使用のお客を対象にした顔認証改札機の実証実験を行っていた。

「2025年 大阪・関西万博」の実施に向けて導入が進むと思われる新技術の今後が非常に楽しみである。

■関連記事

ついに待望の開業！ 大阪駅（うめきたエリア）初日の光景‼

【開業目前！】大阪駅（うめきたエリア）には「未来」がいっぱいです…！