185系

鉄道投稿情報局

※写真追加アリ※ 両開き扉が目新しい! 中央快速線用のE233系二階建てグリーン車、ついに出場→甲種輸送

JR東日本JR貨物 2022.07.12

松沼 猛(東京都)

通勤仕様のE233系に初めて連結されることになるグリーン車。車番標記によると、写真左手がサロE232-1、右手がサロE233-1。

‘22.7.12 総合車両製作所横浜事業所専用鉄道(京浜急行電鉄逗子線 神武寺~逗子・葉山)

上掲の状態を別角度から見る。写真左手がサロE232-1、右手がサロE233-1。サロE233形の左手の窓がない部分はトイレ・洗面所だと思われる。

‘22.7.12 総合車両製作所横浜事業所専用鉄道(京浜急行電鉄逗子線 神武寺~逗子・葉山)

JR貨物愛知機関区所属のDD200-1が甲種輸送を行い、総合車両製作所の専用線からJRの逗子駅まで牽き出してきたところ。

‘22.7.12 横須賀線 逗子

横須賀線のE217系、E235系に迎え入れられたサロE232・E233形0番代。

‘22.7.12 横須賀線 逗子

サロE232-1。

‘22.7.12 横須賀線 逗子

サロE233-1。

‘22.7.12 横須賀線 逗子

DD200-1の牽引で甲種輸送される中央線向けE233系0番代グリーン車。

‘22.7.12 東海道本線(品鶴線) 新鶴見信号場 P:安藤龍之介

新鶴見信号場停車中には、総合車両製作所新津事業所を出場した横須賀線用E235系配給と運命の出会い。今後そうは見られないだろう貴重な並びが実現した。

‘22.7.12 東海道本線(品鶴線) 新鶴見信号場 P:吉田克也

新鶴見(信)~梶ヶ谷(タ)間は、まだ新しい新鶴見機関区所属のEF210-340が牽引。非常にフレッシュな印象を受ける組み合わせとなった。

‘22.7.12 武蔵野線 新鶴見信号場~梶ヶ谷貨物ターミナル P:吉田克也

 2022年7月12日、総合車両製作所横浜事業所から、中央快速線用二階建てグリーン車の第1陣となる2両が出場した。現在、E233系0番代10両編成で運行されている快速電車に、グリーン車2両を連結して12連化するためのものだ。

 現車の車番標記によるとサロE232-1、サロE233-1となっている。今までE233系のグリーン車は近郊仕様の3000番代(湘南色のラインカラー)しか存在せず、0番代が初登場したことになる。パースイラストで公表されていた通り、この種の二階建てグリーン車として初となる両開き扉を採用しているのが目につくところだ。3000番代車と比較すると、二階建て部・平屋部共に窓配置も異なっている。

 7月12日未明に総合車両製作所横浜事業所を出場し、京急神武寺駅横の側線に留置。当日昼頃にJR貨物愛知機関区所属DD200-1が迎えに来て逗子駅構内へ移動。本日中に梶ヶ谷貨物ターミナルまで輸送され、明日13日朝に豊田車両センター最寄りの豊田まで輸送されるようだ。

 なお、この中央快速線のグリーン車の営業開始については当初の計画より遅れており、「2023年度末を予定していたサービス開始が少なくとも1年程度遅れる見込み」と発表されている。

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