日高本線用の気道車として、踏切脱線事故で大破したキハ130形気道車の補充用に、1997年3月新潟鉄工場で製造された。キハ130形とともに使用されたが、日高本線の気道車には1999年度までにキハ40-350番代が導入された。唯1輌のキハ160は、2007年動力系の大規模改造が施工され、電動機とディーゼル機関を併用したモーター・アシスト・ハイブリット動力の試験車" ITT " (Innovative Technology Train) に改造された。2008年に開催された「洞爺湖サミットで」は、室蘭本線東室蘭-室蘭間でデモンストレーション走行を行った。2013年12月に廃車された。 '09.10.10 苗穂工場 P:佐々木裕治