1937年8月日立製作所で製造された9600形式(製造番号876)で自社発注機。炭水車はC56のようにバック運転時視界を容易に確保できるよう両側を大きく切り欠いた5-10形を装備していた。僚機9600形No.4(1941年1月日立製作所:製造番号1300))も同様な形態をしていた。1973年大夕張炭山の閉山に伴い南大夕張〜大夕張炭山間が廃止され、さらにDL3輌が導入されたため、9600形No.2〜No.8の7輌全機が翌年までに廃車された。No.3号機は野幌にある個人宅に保存された。 '74.5.3 野幌 P:佐々木裕治