1983年8月に東京南鉄道管理局に欧風客車「サロンエクスプレス東京」がデビュー。品川客車区に配置されジョイフルトレインの草分け的存在となった。団体列車の他繁忙期には「サロンエクスプレス踊り子」などにも起用され、民営化後はJR東日本に継承、品川運転所配置となり後に尾久客車区へ転属した。1997年1月に「サロンエクスプレス東京」としての営業運転を終え、和式客車ゆとりへ生まれ変わった。塗装はそのままで活躍したが、2008年3月に車輌の老朽化が著しく引退、JR東日本の客車ジョイフルトレインは消滅した。中間車は解体され、展望車のスロフ14 701・702の2輌はいまも尾久車両センターに保留車として留置されている。鉄道友の会が授与するブルーリボン賞(27回/1984年)を受賞。 '07.3.25 東北本線 片岡-蒲須坂 P:安田好一