キハ22は、耐寒仕様で設計された酷寒地向けの気動車で、1958年から313輌製造され北海道および東北地区の一部に投入された。JR北海道に引き継がれたキハ22のうち6輌は、1990年ワンマン化改造され、白地に青の細帯とJR北海道のコーポレートカラーのもえぎ色の帯を巻いた新塗装とされ、車番は701〜706とされた。キハ22 701は、1965年帝国車輌工業で製作され旭川運転所に配置されていたキハ22 321を苗穂工場でワンマン化改造したもので、側面にUZURAのマークが付けられて苫小牧運出所に配置され、函館本線上砂川支線で使用された。なお、これが北海道で初めてのワンマン運転であったが、老朽化のためキハ40に置き換えられ1993年に廃車された。 '90.3 苫小牧 P:佐々木裕治