1961年に鹿児島本線門司港-久留米間が交流電化される際に門司駅構内も交流電化され、下関寄りにある関門トンネル入り口付近にデッドセクションを設置して電気的に分割することになったため、下関 - 門司間を直通する客車・貨物列車の牽引には双方の電化方式に対応する交直流電気機関車が必要となり、開発・製造されたのが本形式。世界初の量産交直流電気機関車である。EF81 300番代と共に東京・関西から九州へ渡るブルートレインの牽引役として長らく活躍したが、JR移行後の1987年に全機がその役目を終えた。 '83.7.29 門司 P:熊谷孝志