もと雄別鉄道キハ104。1962年新潟鉄工製で、104 、105はほぼキハ20の窓配置にキハ22の小型1段上昇窓を組み合わせたような独特の形態をもっていた。1970年、雄別鉄道廃止にともなって同系列6輌すべてが関東鉄道に移り、唯一片運転台だった106のみ常総線に配置、残り5両は筑波線に配置された。筑波線が筑波鉄道として分離された後もそのまま残ったが徐々に廃車が進み、1987年の路線廃止時に残っていたのは811のみだった。これは廃線を1週間後に控えた土浦駅での姿。 '87.3.25 土浦 P:小西和之