大阪〜新潟の「雷鳥」でロングラン運用の上沼垂運転区「T5」9輌編成が、2001年3月の「雷鳥」「北越」運転区間分離により余剰となりモハユニット1組・サロを抜いて波動輸送用「T19」6輌編成になった。2002年12月、勝田車両センターに転属し「K60編成」となり臨時列車や団体列車で活躍した。両先頭車が運転台上部2灯式前照灯・外ハメ式尾灯のクハ485-1504・1505、全車ともシートピッチ拡大・床嵩上げ・側窓上部拡大したグレードアップ改造車であることが特筆される。2003年12月には通称「白イルカ」色に塗装変更された。同僚の「K40編成」と併結されることも多く、白い485系の10輌編成は圧巻であった。常磐線特急全列車のE657系化が目前に迫った2013年1月、E653系にその任を譲り「K60編成」は同僚「K40編成」と共に廃車となった。 '09.12.13 東北本線 宇都宮 P:楢井勝行