1968年7月新製、多客期の房総急行を応援したのち米子、鳥取と移動し、山陰急行などで活躍した。多くの急行が特急化され余剰となると1987年お座敷気動車に改造されキロ59-551となりキロ29-551(元キハ28-2453)と「ほのぼのSUN-IN」としてペアを組んだ。白い塗装、運転台後部の乗降扉埋め込み、側窓の固定化、など大きくイメージを変えた。だが台車エンジンは原型のまま、運転台側のタブレットキャッチャー、前方に飛び出した助手席側タブレットキャッチャーステー、など国鉄急行気動車の面影を残していた。老朽化が進んだため2009年11月に引退した。 '08.10.13 山陰本線 香住 P:楢井勝行