ボンネット型クハ481-0番代・100番代、貫通型クハ481-200番代に続き、1974年非貫通型ク481-300番代が登場した。
クハ481-322は1975年2月新製、金沢運転所に配備され北陸本線各特急で活躍、1986年11月向日町運転所に転属した。写真は京キトA04編成として「雷鳥」で運用されていた頃の一枚である。堂々とした9輌編成、しかも敦賀〜京都間は湖西線を高速走行するためモハ484のパンダグラフを2つ上げている。まるで最盛期の国鉄特急を彷彿させる姿であった。この後、2009年10月福知山運転所に転属、交流機器を使用停止しクハ183-7711となり最後の活躍を行い、2010年11月に廃車された。 '08.3.9 北陸本線 敦賀 P:楢井勝行