非冷房で製造された119系0番代をJR東海発足後冷房化ワンマン化したものが119系5300番台である。写真はクモハ119-5321とクハ118-5313で組成されたR3編成である。1983年5月クモハ119-21とクハ118-13として新製、飯田線に配備され旧型国電を置き換えた。1990年8月DC-DCコンバーターとインバーター式C-AU711Dクーラーにより冷房化され119系5000番台となった。車番は5000足されクモハ119-5021とクハ118-5013に改番された。2000年7月ワンマン化改造され119系5300番代となった。車番は300足されクモハ119-5321とクハ118-5313に改番された。このおり車体中央扉片側の戸袋窓が扉開閉スイッチ取付のため埋められている。ワンマン車は天竜峡以北で活躍したが2012年3月引退した。 '08.3.29 中央本線 辰野 P:楢井勝行