1964年から製造を開始した2扉デッキ無しのセミクロスシート仕様車で、扉間はクロスシート、扉より車端部はロングシートとなっていた。Mc(モハ6100)+Tc(クハ6200;トイレ付き)の2両ユニット構成で、写真は浅草方先頭車のモハ6100である。22ユニット44輌が製造され、主として日光線系統の快速列車用として使用された。非冷房のまま終焉を迎え1985年〜1986年にかけて主要機器・台車を再利用して地下乗入規格準拠・冷房付の6050系に更新されて発展的に消滅した。 '75.3.11 東武鉄道 東武日光 P:長谷川武利