'68〜'69年に1500V昇圧後の専用車として4輌が登場。車体は同時期登場の5261形同様、切妻前面で裾Rのないサッパリスタイル、屋根上はグローブベンチレータ搭載だが前面雨樋が埋込タイプに。片運転台車ながら性能は単車使用可能な1C4M東芝MM19Cで電気制動付HSC-D方式。また阪神初のA-A基準採用車輌。'80〜'81年に冷房化と同時に電力回生・抑速制動付電機子チョッパ制御化。2輌ユニット化。この時制御器が三菱製に変更。'99年に5311、5312が、残った2輌も新形式登場で'10年10月廃車、形式消滅となった。 '08.6.7 阪神本線 青木-阪神魚崎 P:梶村昭仁