1961年に4輌2編成が登場。当初は左右非対称の前面窓、旧型集中式クーラーであったが、1974年に左右対称全面窓、通勤車同様の集約ビ分散式クーラーに大改造された。名伊乙特急に限定運用され、写真のように新ビスタカー10100系と混結されることも多かった。室内は920mmピッチ回転シートであったのでこの車輌に当たると同じ特急料金でも外れであった。カーテンの取り換え、シート表皮の張り替えなど行われたが、車内設備の見劣りが激しく1992年に全廃された。 '78.2 近鉄山田線 東松阪-櫛田 P:楢井勝行