大正10年製の元阪神急行電鉄の木造車71〜73を半鋼製車体を新製し近代化51〜52とした。一回り大きくなったので定員も65人から95人に増加、ブルーとクリームの塗装となってイメージを一新した。しかしながら構造上揺れが大きく、評判はあまりよくなかったようだ。電動機の不調になどよる改造を受けたりしながら使用されたが、50・52は1966年12月に廃車、その後も51は62(60形)と2輌で川西能勢口-川西国鉄前で運用についていたが、1987年、同区間の廃止によって廃車となった。 '65.10.31 川西能勢口駅側線 P:柿浦和敏