'91年に登場したラッシュ対策用多扉車輌の京王版とも云うべき車輌。6000系列の一員として5輌編成4本が登場した編成のうち、23Fと24Fを、'00年1〜3月に掛けて5→4扉化改造した。車体は5扉時代の縦長の一段下降窓に沿って正方形に近い側窓を増設。この為窓配置が不規則な変則なスタイルに。編成は登場当初の3M2Tのままで運用され、6400形と組んで7輌編成などで活躍するも、晩年は改造車同士で10輌編成を組んで、主に優等列車中心に活躍。6000系車輌淘汰の中でこれらの車輌も対象となっていたことからオリジナル車輌と共に'09年に10輌揃って廃車となった。 '05.8.17 明大前-京王下高井戸 P:梶村昭仁