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山陽電鉄200形(219+218)

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1936(昭和11)年から兵庫電軌旧型車の更新名義で一部部品を流用し製作された200形は、流線形車体の2扉車で、1941(昭和16)年までに電動車12輌(201〜212)、制御車3輌(111〜113)の計15輌が就役。1943(昭和18)年には3扉車グループ114〜123が帝国車輌で製造された。こちらは旧型車からの部品流用はなく、山陽電鉄初の純然たる新製車である。1944(昭和19)年124〜126を川崎車輌で製造、1945(昭和20)年127〜132を田中車輌で製造、さらに同年、兵庫電気1形種車として133〜135が川崎車輌で製造したものが加わった。それぞれ製造所、時期により端面の形状などに違いがある。戦災で消失した3輌を除く19輌が1950(昭和25)年215〜233に改番された。ちなみに2扉車15輌は200〜214となっている。写真は電鉄兵庫駅を発車した219+218が、最徐行で併用軌道に進入する下り列車。200形は貨車に改造された2輌を除き1969年までに全車廃車となっている。貨車となった2輌も1981(昭和56)年廃車となった。写真の219・218ともに1967(昭和42)年8月の廃車である。 ’63.2.23 山陽電鉄 兵庫 P:柿浦和敏

2009年6月   

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