鉄道ホビダス

2007年12月28日アーカイブ

京阪600系(630番台Mc)

rail545.jpg
1957年〜1958年に、1300形などの増結用Tc(クハ)として10両が製造された1650形がルーツ。数年後には旧型車の機器を流用してMc(クモハ)化のうえ600系の一員となり、1982-1983年まで活躍。写真はこの時代の末期の姿(2輌目・4輌目のオリジナル600系、3輌目の700系からの編入車とは、車体形態が大きく異なっていた)。さらにこのうち6輌は1983年の1500V昇圧に備えて「初代1800系の足回り+当車の車体」という組み合わせで二代目1800系のMc(クモハ)に生まれ変わるという変転を経て 1989年まで活躍した。地味な存在ではあったが、今なお京阪線の通勤車の基本形となっている「両開3扉、緑の濃淡塗装」が初採用されたのはこの形式である。 '82.3 御殿山─牧野 P:清水祥史

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