鉄道ホビダス

東武鉄道 1720系

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デラックスロマンスカー、略してDRCと通称される私鉄界を代表する車輌であった。'60年9月以来'73年までに7編成42輌を新製。6輌全電動車MMユニット方式採用。最大の特徴は旧151系車輌をモダナイズした独特のボンネットスタイル。当時の日産セドリック(30型)似と云れる立派なもので、車内も旧国鉄一等車クラスのフルリクライニングシート、ペアグラス固定窓、完全空調設備、和洋便所、女性接客員乗務、ブッフェ設備に加えサロンルームにジュークボックスまで、と'60年代の車輌としては破格の豪華設備だった。長年に亘り東武特急の顔として君臨するも老朽化と日光観光のイメージアップを兼ねた新型車100系登場('90年)で花道を譲り、'91年9月まで全廃、走行機器等は200系「りょうもう」車輌の新製の際、活用された。 '89.7.28 伊勢崎線 東武動物公園〜姫宮 P:梶村昭仁

2007年1月   

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