石田圭一(大阪府)
野田駅南側より。西側高架下は僅かな歩道を残しフェンスで囲まれている。柱に描かれているイラストが「大阪環状線高架下アート」の作品。
柱の間は有料自転車駐輪場として利用されていたが、そこも閉鎖されている。
高架下を覗いてみると、壁面が取り除かれ、柱の補強などが行われている。
見違えるほど綺麗になった「ビエラ野田」側の高架下。所々見える自転車は、柱間が有料駐輪場として利用されているため。
‘22.8.7 大阪環状線 野田(4点共)
大阪環状線の野田駅の高架下の西側では、更新耐震工事が進行中である。この辺りは、元国鉄西成線が大阪環状線として開通後に立体化工事が行われ、1964年3月に高架になった区間になる。
先に工事を終えた東側は「ビエラ野田」に生まれ変わり賑わいを見せている。現在工事中なのは、2階に「TSUTAYA」があった場所で、専用改札口があったことで有名になった場所でもある。
工事は、躯体解体を終えて耐震工事に移行したようではあるが、完成にはまだ時間がかかる。先に竣工した「ビエラ野田」が賑わっているので、西側は何のテナントが入るのか非常に楽しみでもある。そして専用改札口の復活にも、個人的期待を寄せている。
唯一残念なのは、「大阪環状線改造プロジェクト」の”大阪環状線高架下アート計画”として描かれたイラストが消えてしまうこと。イラストは、改札口を出て右に曲がり横断歩道手前にある4本の柱と、その横断歩道を渡らずにビエラ野田沿いに進んで、大阪メトロ玉川駅入口付近から玉川4交差点までの8本の柱に残っている。
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