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鉄道投稿情報局

ダイヤ改正の北長野 愛知EF64の終焉と姨捨に残る新潟EF64

JR東日本JR貨物その他私鉄 2025.03.20

大久保広樹

 

改正日、83列車を牽引したEF64 1043は、そのまま北長野駅で待機。そこへ、北しなの線妙高高原行で唯一残った115系運用345Mがやってきた。当駅での両者の出会いは、これが最後かもしれない。なお3月17日、83列車はEH200-6牽引だった。

‘25.3.15 しなの鉄道北しなの線 北長野

クモヤ143-52にサポートされるEF64 1032。愛知EF64が南松本運用に縮小されると、三大車窓の姨捨駅を通り長野へ姿を見せるのは新潟EF64のみとなる。しかし、E493系の本格始動により、その役割もそう長くはないと推定される。

‘25.3.16 長野総合車両センター

 2025年3月のダイヤ改正当日、北長野駅では改正前後の姿が同時に見られた。朝83列車で到着したEF64 1043が晩まで留置、妙高高原行で唯一残った115系345Mと出会ったためである。これから愛知機関区所属のEF64が北長野に姿を見せる可能性はゼロではないが、同列車は基本的にEH200の運用となり、EF64と115系の48年に亘る出会いは幕を閉じたようだ。

 また、3月16日には、E217系配給を牽引して長野にやってきたEF64 1032がクモヤ143-52により入換される様子が見られた。なお、長く首都圏~長野の配給を担った1030号機は3月4日長岡へ戻っている。愛知のEF64が南松本までの運用となれば、姨捨の三大車窓で見られるのは新潟のEF64のみになりそうである。

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P:大久保広樹

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