185系

鉄道投稿情報局

683系4000番代の編成番号がT編成からB編成に

JR西日本 2023.04.21

宮島昌之(石川県)

元T50編成クロ683-4510の乗務員扉の編成表記。B40と記されている。

元T44編成クロ683-4504の運転台の編成表記。B34と記されている。

‘23.4.20 北陸本線 金沢(2点共)

 主に特急「サンダーバード」の基本編成として使用される、683系4000番代の編成番号の先頭のアルファベットが「T」から「B」に変更されている。
 編成番号は運転台と乗務員扉のガラス部分に記されているが、4月20日に4つの編成の車両番号と照らし合わせたところ、おそらく「T41~T52」が「B31~B42」に改番されているものと思われる。

 B40編成の車両の妻面に表示されている所属表記を転落防止ホロの隙間から覗いてみた所、暗い中なんとか識別できた車両には「金サワ」の文字が残っていたのだが、SNSなどの情報によれば、今回の編成の改番は、所属先が金沢総合車両所運用検修センターから吹田総合車両所京都支所へ移籍したためとのこと。
 来年2024年春に予定されている北陸新幹線敦賀延伸開業により、特急「サンダーバード」は敦賀止まりになるとみられることや、大規模な車両検査は既に金沢総合車両所松任本所から吹田総合車両所本所へ移管されている点も関係あると思われる。

 今回報告が遅れた理由だが、同じ吹田総合車両所京都支所所属の683系0番代のW編成や付属のV編成で、最近乗務員扉のガラス部分に編成番号が記されているのを確認していたものの、当方は暗に「乗務員扉でも編成番号が解るようになった」程度でしか受け止めてなく、683系4000番代まで観察が及ばなかった。

 最後に、北陸エリアでB編成といえば413系の各編成が記憶に新しいが、413系が七尾線から引退した2021年春から僅か2年で、違う形式ながら再びB編成を見ることになろうとは思いもしなかった。

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