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鉄道投稿情報局

【雪本番直前】北陸エリアでのキヤ143形、12月の動き

JR西日本 2022.12.17

宮島昌之(石川県)

12月12日はキヤ143-2(D2編成)が走行。

‘22.12.12 北陸本線 美川~加賀笠間

12月16日には運用検修センターに常駐していたはずのキヤ143-5(D5編成)が走行。見づらいがウイングを鎖で固定していて試運転ではない模様。

‘22.12.16 北陸本線 西金沢~金沢

 2022年12月12・16日、金沢総合車両所敦賀支所所属のキヤ143形がそれぞれ北陸本線で走行する姿を捕捉できた。

 12月12日はキヤ143-2(D2編成)、16日はキヤ143-5(D5編成)で、共に石川県内の下り線を金沢へ向かった。

 例年11月には積雪に備えたラッセル車の試運転でDE15形やキヤ143形が同線を走行している姿が見られ、今年のキヤ143形は既報の通りD5編成を使った試運転が行われていた矢先の動きだった。

 冬季に金沢総合車両所運用検修センターに常駐するキヤ143形やDE15形の姿はIRいしかわ鉄道線の車内からその姿を見ることができるが、昨2021年12月、試運転も行い冬に常駐と思われていたキヤ143形がD9編成からD1編成に入れ替わった出来事があった。

 その数日後改めて確認したところD9編成であり、当初は見間違いとも思ったが、過去の目撃情報をさかのぼって調べてみると2017年には11月下旬に、2019年には12月に入ってから回送と思われるキヤ143形の姿を見たという記録が残っていた。

 11月の試運転で毎年頻繁に故障し松任本所などへ入場するということは考えづらく、今年の12月は可能な限り沿線でキヤ143形の動きに注目していたが、ようやくD2編成とD5編成が共に走行する姿を見ることができた。

 師走(12月)は「お坊さんも走るほど忙しすぎる月」と例えられるが、私的印象だがキヤ143形も11月下旬や師走は行ったり来たりで、他人事で無いように思えた。

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