大久保広樹
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粉雪舞う信越本線・犀川鉄橋——行き交う国鉄型EF64と115系。この光景は、3月改正後も見られるのか。
‘25.2.11 信越本線 安茂里~川中島
2025年2月11日の83列車は、篠ノ井での長期留置から復帰したEF64 1025が牽引した。祝日で80列車が運休のため、翌日到着の83列車に備えて貨物基地から駅へコンテナ編成入換えを実施した。そのため、篠ノ井への単機回送は通常より約1時間遅いダイヤとなり、犀川鉄橋上で6637Mの115系と行き交った。この115系はクハ115-1004以下S1編成で、1978年1月11日の製造。岡山に残っていた湘南色の300番代が引退したため、本編成が現存する115系の最若番と推定される。3月にはダイヤ改正が迫っているので、このような国鉄型同士の活躍が今後どう変わるのか目が離せない。
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P:大久保広樹
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