宮島昌之(石川県)
推進運転で松任駅構内の引き上げ線にゆっくり移動するDE10 1119+ホキ800形2両。
金沢総合車両所松任本所に入場するホキ800形。写真左からホキ1747とホキ1277。
‘22.11.2 北陸本線 松任(2点共)
2022年11月2日、北陸本線の松任駅構内で、敦賀駅常備のホキ800形ホキ1277とホキ1747が金沢総合車両所松任本所に入場する光景が見られた。牽引機は、金沢総合車両所富山支所所属で普段は金沢総合車両所敦賀支所に常駐するDE10 1119であった。
話は少し横道にそれるが、私はこの日、例年通りなら既報と同様のDE15 1532による南福井駅での報道公開と試運転(復路)があると踏んで沿線で待っていたが、過去に目撃した時間になっても現れず、さらに北陸本線の美川~小舞子間で「上りの特急『しらさぎ12号』が運転中に通常と異なる音を認めた」などで、15時以降より同区間の上下線で一時運転見合わせとなったことを知ることとなった。
運転見合わせが長引いたためDE15 1532の撮影は諦め、松任駅に出戻ったところDE10 1119+ホキ1277+ホキ1747に出くわした格好となった。
その後の地元各社報道で、上りの特急「しらさぎ12号」運転中に発した異音の原因が「置き石」の可能性があり、後に下り線の線路にも置き石が見つかったと報じられている。これが「いたずら」「故意」であれば、電車の利用客や鉄道の運行会社に多大な迷惑がかかる。
私の場合、撮影での「結果空振り」は普段から幾度も経験しているけれど、理由が理由だけに挫折感は今まで以上に半端なく、今回の事案は本当に勘弁願いたい。
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P:宮島昌之
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