185系

鉄道投稿情報局

【パノラマ車両じゃないのに?】キハ185系の前面展望を楽しむ!

JR四国 2022.09.14

植松 繁(香川県)

開放的な運転助士側からは前面展望を楽しめる。

‘22.9.11 キハ185系車内

 JR四国のキハ185系は国鉄末期に新製配置された車両だが、今なお現役の特急車両として活躍が続いている。なかでも運転台付きのキハ185形最前列右側の座席は前面展望が楽しめる席とあって人気が高い。

 JR北海道で最後の活躍をしているキハ183系とも似ているが、前部に乗降デッキはあるものの、客室との仕切り壁には大きな窓がしつらえてあり、運転助士側が広く開放的な空間になっているのと相まって、前面展望を大いに楽しむことができるのだ。

編集部追記】キハ185系は前述の通り国鉄時代末期に投入された四国向けの特急型気動車で、国鉄の特急用車両として初めてステンレス車体が採用された。JR四国ではその後振り子式2000系が主役となり、また電化も進んだことから比較的早い時期に主役の座からは降り、結果としてハードな運用(走行距離が延びる)から離れたこともあって、実はJR九州に譲渡された車両も含めてほぼ全車が健在だ。JR四国での定期としての特急運用は「うずしお」(高徳線)、「剣山」(徳島線)、「むろと」(牟岐線)となっている。

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P:植松 繁

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