石田圭一(大阪府)
新大阪駅1番線の発着案内。「はるか30号」の次、回送が323系。
新大阪駅1番線に入線する323系LS06編成。2番線には、おおさか東線の221系が停まっている。
梅田信号場方面へ出発する323系LS06編成。新大阪駅は1・2番線共に梅田信号場方面の出発信号機があり、進入可能になっている。
新大阪駅1・2番線の駅名標。次駅が西九条(にしくじょう)はレアになる?
‘22.9.11 東海道本線 新大阪(4点共)
安治川口駅の発着案内に示された「通過」。営業列車はすべて各駅停車なので、異例の表示である。
‘22.9.11 桜島線 安治川口
桜島駅1番ホームで通常運行に戻ったLS06編成。行先は「大阪環状線」である。
‘22.9.11 桜島線 桜島
新大阪駅に、回送列車としてではあるが大阪環状線の323系が日曜日限定で姿を見せている。
2022年7月17日に梅田信号場の待避線で吹田方面にヘッドライトを点灯させ停まっていた323系を目撃して以降、この列車に注目していたところ、頻繁に走行しているようなので、その行程を追ってみた。
この列車は日曜日限定のようで、個人的には平日や土曜日には目撃していない。9月11日(日)の該当車両はLS06編成。走行経路は、桜島14:18(途中駅通過)→14:24西九条14:30→14:35安治川口(貨物線)14:45→14:56梅田信号場15:05→15:10新大阪15:18→15:23梅田信号場15:48→15:52西九条15:53(途中駅通過)→16:00桜島である(上記時刻は、運転席の時刻表「行路表」をホームより拝見させていただいて確認。秒は省略)。
桜島到着後は16:17の天王寺行になったことは目視しているので、朝の高頻度運行が終わり桜島駅で留置されている編成が、夕方の高頻度運行前に新大阪駅へ姿を見せているのではないだろうか。
2023年春にうめきた(大阪)地下駅が開業すると、おおさか東線は駅ナンバリングが欠番である新駅へ延長、乗り入れるとされている。また323系の頻繁な新大阪駅への乗り入れを見ていると、新大阪駅からUSJへの直通列車が走るのではと妄想が膨らんでしまう。
2031年のなにわ筋線開業まではJR西日本の専用駅になるうめきた(大阪)地下駅が、レイル・ファンとしては、ますます目が離せなくなってきた次第である。
余談になるが、新大阪駅1~3番ホームの駅名標には隣駅として「にしくじょう」の文字が記されている。新駅が開業すれば表記も更新されるので、今のうちに記録してはいかがだろうか。
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P:石田圭一
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