EF210形の試作機901号機が新塗装化、その後初の上京！

中井琢也（静岡県）

EF210の試作機901号機、通称「クマイチ」が全検後初上京。

‘22.3.23　東海道本線 蒲原～新蒲原

　岡山機関区所属のEF210-901が2022年3月中旬に全検を出場し、新塗装、通称「白桃塗色」となり、3月23日にその姿として初の上京となった。

【編集部追記】充当されたのは、山陽本線大竹→東京貨物ターミナルの1068列車であった。901号機はEF210形の試作機で、落成は1996年3月。量産が開始されたのは2年以上後なので、車齢が飛び抜けて古いことになる。外観上の特徴は、側面のナンバーの位置が量産機と全く異なり、この新塗装の場合はそのために白線が途切れるようになっている。また、前面窓から乗務員室側面窓へのつながりに注目すると、下辺に段差が生じるのも試作機だけの特徴。