【2022年3月ダイヤ改正】相模線の八王子直通運転が終了

大森岳人（東京都）

横浜線の駅ナンバリング「JH32:八王子」が行先表示部に表示されていたE131系500番代。4ヶ月弱で乗入れ終了となった。

‘22.1.9　横浜線 片倉～八王子

相模線用車両が横浜線内で離合するシーンも見ることができた。余談ながら、相模線は全線単線なので、このようなシーンを見ることはもうない。

‘22.1.9　横浜線 片倉～八王子みなみ野

八王子を後に茅ケ崎へ向かう相模線用のE131系。

‘22.3.6　横浜線 八王子～片倉

八王子では駅員による31年間の直通列車利用者に対する感謝のポスターが掲げられた。

‘22.3.5　横浜線 八王子

　1991年3月の電化および205系500番代導入時に、相模線の電車が横浜線橋本～八王子間へ朝夕に限ってではあるが直通する運転が開始された。

　2021年11月18日より、相模線では新製車両E131系4両編成の営業運転が開始され、八王子直通にもE131系が運用された。横浜線内では八王子行の行先表示に横浜線の駅ナンバリング「JH32八王子」が表示されていたのが特徴だった。

　しかし2022年3月12日のダイヤ改正で、相模線内でワンマン運行が開始されたのと同時に、橋本～八王子直通（朝3往復、夜3往復）が運行終了となった。結果的にE131系での八王子乗り入れは4ヶ月程度の短期間に終わったことになる。205系500番代は13本の配置だったが、E131系500番代は12本の配置と1本減となっており、当初から八王子直通を終了させることを見通した新製計画だった。

■関連記事
◆相模線用のE131系500番代が営業運転を開始