増永祐一(神奈川県)
2月12日に定期運行を終えたA編成が登板。このあと須坂で2100系へ「バトンタッチ」。‘11.2.26 長野電鉄長野線 長野
急勾配区間を駆け上がる2100系〈スノーモンキー〉。‘11.2.26 長野電鉄長野線 信濃竹原―夜間瀬
撮影名所・夜間瀬川を渡る〈スノーモンキー〉。雪が残る山々をバックに。‘11.2.26 長野電鉄長野線 夜間瀬―信濃竹原
〈成田エクスプレス〉の頃をイメージした方向幕。‘11.2.26 長野電鉄長野線 長野
2月26日(土)、長野電鉄2100系電車が長野―湯田中間の特急〈スノーモンキー〉として、営業運転を開始した。
2100系は元JR東日本の253系電車で、形式は湯田中寄りからクハ2150(元クロハ253)・モハ2100(元モハ253)・デハ2110(元クモハ252)の3輌編成となり、順に1~3号車となる。外観は253系時代とほぼ変わらないが、正面窓下に「SNOW MONKEY」のロゴ、クハ2150の連結部に猿の写真のラッピングが施されている。
2100系はE1編成(クハ2151-モハ2101-デハ2111、元クロハ253-6+モハ253-18+クモハ252-18)が、須坂9時23分発の湯田中行き3A列車より運行開始となった。その3A列車は本来長野発であるが、長野―須坂間が2000系A編成で運行され、須坂でA編成からE1編成へ「バトンタッチ」、つまり車輌交換するという演出が見られた。なお2100系の運行開始セレモニーは、湯田中駅で行なわれた。
余談だが、前日の25日(金)で定期運行を終了した2000系D編成は、同日午前に屋代駅隣接の長電テクニカルサービスへ回送されている。D編成は今夏引退の予定なので、今後どのように活用されるのか、気になるところである。
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