185系

鉄道投稿情報局

【新津の現場より】2022年8月に発生した大雨の被害を受けた車両はいま…?

JR東日本 2023.06.16

鷲澤拓弥(新潟県)

被害を受けた気動車が、新津運輸区に留置されている。(中心にキハ110-212、右端にキハ112-202)

‘23.6.12 新津運輸区(安全な場所から撮影)

 2022年8月3日から4日かけて、線状降水帯がもたらした大雨により、新潟県村上市・関川村、米坂線の沿線や山形県などでは、土砂崩れなどの大きな被害を受けた。

 新津運輸区に所属しているキハ110系・新潟車両センターのE129系も被害を受け、一部の車両が使用出来なくなった。ではその後、被害を受けた車両はどうなったのか、現在の状況を報告したい。

・キハ110-212
快速べにばな号として運転されていたが、羽前沼沢駅にて運転見合わせ。その後、長期留置され、2023年5月19日から20日にかけて新津運輸区まで陸送された。現在は、新津運輸区にて留置されている。

・キハ110-216
こちらも快速べにばな号として運転された車両で、羽前沼沢駅にて長期留置されていた。2022年12月13日〜14日にかけて新津運輸区まで陸送され、2023年2月より運用復帰している。

・キハ111-202、キハ112-202
坂町駅にて水没し、自走不能となった。2022年8月6日、EF510-2・EF510-7のプッシュプルにて新津運輸区に帰還。その後、総合車両製作所(J-TREC)新津事業所に臨時入場し、現在は新津運輸区に留置されており、運用復帰には至っていない。

・E129系 B18編成
坂町駅にて水没し、自走不能となった。2022年8月6日、EF81-140・EF81-141のプッシュプルによって、新津経由で新潟車両センターまで回送される。現在は車両を分割して留置されており、運用には復帰していない。

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