石田圭一(大阪府)
梅田信号場へ向かう323系LS05編成。列車の左にある窓が無い白い建物は、地下区間用に新設された変電所。この辺りは、2023年春に地下線に切り替えられる。
上淀川橋梁を渡る323系。現在、上淀川橋梁を渡る323系の営業列車は存在しない。
上淀川橋梁~新大阪の3複線区間を走行する「はるか」。左側の2線が梅田貨物線である。
「はるか」の後を追って、323系LS05編成が梅田信号場へ向かっていった。
‘22.11.21 東海道本線(梅田貨物線) 新大阪~梅田信号場(4点共)
2022年11月21日、平日の梅田貨物線を、回送表示の323系が数回往復しているのを目撃した。
当日は、もうすぐ地下化される梅田貨物線を探索するため、大阪メトロ中津駅から梅田貨物線に到着したのが13時頃。それ以降の目撃談である。
工事現場を見物するのが主目的のため、通過列車には気を付けていなかったのだが、323系を目撃してからは列車にも気を配りながら歩いてみた。
この日、梅田貨物線を走行していた323系はLS05編成で、すべて「回送」の表示だった。13:13から13:55までに2往復、淀川の堤防で14:53に新大阪へ向かい15:08に戻ってきたことを確認している。
13:55から14:53の約1時間は、淀川を渡るために新御堂筋へ出る道が「阪神高速左岸線延伸工事」のために大きく迂回することになり、線路の様子を確認できなかった時間である。おそらく323系は2往復程度の走行があったのではないだろうか。
夕方のラッシュになれば梅田信号場はおおさか東線の直通快速の待機に使用されるため、これ以降の323系の走行は多くないと想像して確認はここまでとした。
回送列車ではあるが最近は頻繁に新大阪駅で見かける323系は、ダイヤ改正で定期列車として乗り入れてくるのだろうか? 新駅開業と共に、春の到来が楽しみである。
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P:石田圭一
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