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鉄道投稿情報局

【70種類見つけられるかな?】えちぜん鉄道で「恐竜列車」運行開始 

その他私鉄 2023.07.16

宮島昌之(石川県)

勝山永平寺線で運行を開始した観光列車「恐竜列車」。

‘23.7.15 えちぜん鉄道 勝山永平寺線 追分口-東藤島

「恐竜列車」は往路(片道)のみ運転のため、復路は返却回送となる。

‘23.7.15 えちぜん鉄道 勝山永平寺線 追分口

外装には合わせて約70種類の恐竜が描かれている。また写真1枚目2枚目を見比べると編成の運転台側前後のデザインも異なっている。

‘23.7.15 えちぜん鉄道 勝山永平寺線 追分口

 えちぜん鉄道では、2023年7月14日の「福井県立恐竜博物館」のリニューアルオープンに合わせ、恐竜の装飾を外装・内装に施した新たな観光列車「恐竜列車」の運行を7月15日より開始。運行初日は福井駅1Fのコンコースおよび階上のホームで、来賓臨席のもと「出発式」が執り行われた。

 同列車は静岡鉄道から取得した1000形の1010+1510編成を改造した、MC8000形の8001+8002編成で運転される。

 えちぜん鉄道ではこれまで一般車両を活用した「きょうりゅう電車」を運行していたが、今回登場したMC8000形は観光列車「恐竜列車」専用車両となる。

 外装には約70種類の恐竜が描かれているほか、内装は車両別に恐竜の生きた時代の自然環境や恐竜のモニュメントを配置(ジュラシックゾーン)、化石発掘現場をイメージ(化石発掘ゾーン)となっている。

 「恐竜列車」は福井~勝山間の往路(片道)のみの運転、夏休み期間中を含む8月31日までは8月11日を除き毎日運行、9月以降は土曜・日曜・祝日の予定で、冬季間は運休となる。

 また、乗車には事前に「えちぜん鉄道」公式Webサイトにある専用予約ページより事前申し込み(兼決済)が必要で、当日受付はできない。定員は2両編成で計50人。料金には勝山市内バス乗り放題(京福バスを除く)、同館の常設展示観覧料が含まれる。

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