石田圭一(大阪府)
「浜中津橋」中津側からの様子。横桁の撤去も進んでいる。
十三側から見た「浜中津橋」。十三側は主桁が残るのみである。
橋の中央には支持用の仮設鋼材が組まれている。作業員の大きさと比べると、橋や仮設鋼材の大きさがよく分かる。
横桁はガス切断されたようである。トラスの色が違う所はコンクリート床版があった位置だ。
‘22.9.26 大阪府大阪市北区中津(4点共)
「浜中津橋」は、路肩の床版解体が進んでいた。中心部は足場板が組まれていたので、床版は撤去済みと思われる。
‘22.8.28 大阪府大阪市北区中津
2022年7月19日に通行止めになり撤去工事が進んでいる大阪市北区中津7丁目の「浜中津橋」は、8月から9月にかけて道路橋としての手摺や床版の撤去・解体が行われ、現在は構造部の解体が進んでいる。
9月26日の夕方に橋を見物したところ、橋の中央に支持用の仮設鋼材が組まれて、床版支持の桁が十三側より半分を超えて撤去されていた。
読売新聞オンライン(リンクは文末に)でも9月14日付で「浜中津橋」が記事になっており、「2012年に歴史的に価値の高い土木構造物を顕彰する土木学会の「選奨土木遺産」に認定された」とされている。
また、同記事では大阪市が「歴史のある橋なのでいったん保管し、残すかどうかも含めて検討する」としているので、いずれかの場所で保管されるのは決定のようである。
保管されるのは嬉しい限りではあるが、対象は20メートルを超える鉄の構造物である。今後も事故などなく作業が進むことを願うばかりである。
◆読売新聞オンライン9月14日付記事
■関連記事(7月時点での工事の模様)
◆鉄道開業150年の年に…鉄道遺産の「浜中津橋」が撤去されることに
P:石田圭一
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