宮島昌之(石川県)
電鉄富山11:43発上市行(列車番号1027)より運行を開始した「富山もようトレイン」。
夏羽と冬羽のライチョウやハイマツが描かれている。編成前後のデザインも異なる。
‘22.1.11 富山地方鉄道本線 電鉄富山~稲荷町(2点共)
2022年1月11日より、富山地方鉄道では富山県の魅力をビジュアル化した「富山もよう」プロジェクトとコラボした「富山もようトレイン」の運行を、鉄道各線(本線、立山線、不二越・上滝線)で開始した。
運行初日には電鉄富山駅にて「富山もよう」のデザインを担当するテキスタイルデザイナーの鈴木マサル氏を迎え運行開始セレモニーが執り行われた。
「富山もようトレイン」は14760形のモハ14769+モハ14770編成(かぼちゃ電車色)に、「富山もよう」のデザイン全13種のうち、紅葉をイメージした赤をベースに夏羽と冬羽のライチョウやハイマツが描かれた「RAICHOU(県鳥のライチョウ)」デザインをラッピングしたもの。
富山地方鉄道で鉄道線の車両全体にラッピングするのは初めての試みで、前日の1月10日には稲荷町テクニカルセンターで、鈴木マサル氏をゲストに車両へのラッピング作業の模様をインスタライブで生配信した。
インスタライブによると「富山もようトレイン」は今後2~3年間の運行を予定しており、来月2022年2月には「富山もようトレイン」を利用した、立山や宇奈月温泉の各コースを巡るツアーも計画しているとのことだ。
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