【写真追加アリ】復活のEF66 27が東京メトロ17000系を甲種輸送！

原田大輔（大阪府）

一時、故障で危ぶまれた「ニーナ」が美しく復活！

‘21.12.24　東海道本線 高槻～島本

　2021年12月24日、東京メトロ17000系17190編成の甲種輸送が行われたが、その牽引に吹田機関区所属のEF66 27が当たった。同機は11月下旬より何らかの故障によって稲沢に数日間留置された後、EF66 131牽引の8865レ次位で吹田区まで無動力回送され、去就が注目されていた。

一晩明けて、関東へ姿を現した「ニーナ」。

‘21.12.25　東海道本線 平塚～茅ケ崎　P：瀧口宜慎

牽いてきたのは東京メトロ17000系8連の17190編成だった。

‘21.12.25　東海道本線 国府津～二宮　P：瀧口宜慎

【編集部追記】EF66 27は、国鉄時代に製造されたEF66 0番代最後の現役機である。JR移行後に製造された100番代前期型ですら廃車となる中、奇跡的に長命を保っていたが、それだけにひとつの故障が命取りになりかねない…と心配されていたものだ。折しもクリスマス、ファンにとってはビッグプレゼントになったと言えるだろう。

【追記その2】甲種輸送された東京メトロ有楽町・副都心線用17000系17190編成は8両編成の10本目で、製造は近畿車輛である。