服部ひろみ(京都府)
ヘッドマークなしのC62 2牽引の12系は、SL白鷺号を彷彿とさせる。
青空と、青い「ニセコ」のヘッドマーク、後ろには牽いていた青い客車が見えている。
‘21.10.5 京都府京都市 京都鉄道博物館(2点とも)
2021年5月に「SL北びわこ号」の運行終了が発表されたが、京都鉄道博物館で12系2両を使用して「もう一度会える、SL北びわこ号」のイベントが9月30日~10月5日まで行われ、多くのファンが訪れた。
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10月4日まではC56 160が日替わりのヘッドマークを取り付けて牽引に当たった。そして最終日の10月5日は当初からヘッドマーク無しとして告知されており、そのままC56が登板かと思いきや、当日の牽引機はなんとC62 2。予告通り最初はヘッドマーク無しであったが、サプライズで15:00発の「スチーム号」からは「ニセコ」ヘッドマークが掲出された。
また、C57 1にも「SL北びわこ号・春」ヘッドマーク取付、扇形車庫にC62 1も頭出しで近くに入庫。「スチーム号」乗り場には乗務員・検修社員からの手書きのメッセージが貼り出されていた。会期中を通じて方向幕やサボは日ごと時間ごとに変更されるなど凝った企画で、5日のC62 2ヘッドマークなしの最終便の12系方向幕は「姫路」、ニセコヘッドマーク付きでは「ニセコ」のサボが入れられていた。
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