宮島昌之(石川県)
北陸新幹線開業後初めて運転されている臨時の〈はくたか〉。(写真は7月2日発の臨時〈はくたか〉582号)。‘16.7.2 北陸新幹線 金沢―新高岡(新幹線の見える丘公園より撮影)
お盆休みや7月の3連休などを中心とした夏の多客期を迎え、北陸新幹線では7月1日より、夏の臨時列車の運転を始めた。金沢~東京間運転の臨時〈はくたか〉は開業後初めて設定され、7月1日発の臨時〈はくたか〉582号より運転を始めている。
普段の〈はくたか〉は、下り上り全てでJR西日本管内の北陸新幹線各駅に停車しているが、同社金沢支社発表(2016年5月20日付け)のプレスリリース「平成28年度【夏】の臨時列車運転について」によると、臨時の〈はくたか〉580号と583号は糸魚川を通過、同582号は黒部宇奈月温泉と糸魚川をそれぞれ通過としていて、臨時列車とはいえ同社管内の一部駅を通過扱いとした点が注目される。なお、7月2日発の臨時〈はくたか〉582号(金沢発東京行き)には、長野新幹線車両センターのE7系F13編成が使用された。
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